
先日、大分県の湯平温泉に行ってきました。今回、初めて湯平温泉に上陸したのですが、想像以上に良すぎてこの記事を書こうか、本気で悩みました。だって人気になりすぎて、宿が予約できなかったら困るもん。
でも、このブログはきっと普通の旅では物足りない、秘境や穴場スポットが好きな旅人が見てくれるはず!!!そんな思いで、書くことにしました✍
湯平温泉とは?
湯平温泉とは、大分県由布市にある山に囲まれた静かな温泉街です。今から約300年以上前、江戸時代に整備された石畳の道の上に、赤い提灯の明かりが印象的な温泉街です。にぎやかな由布院温泉とは対照的に、自然と一体になれるような、静かで落ち着いた温泉街です。
赤い提灯が、千と千尋の神隠しの舞台みたい!と話題になりました。
また、最近はすずめの戸締りの舞台にもなったようです。
とにかくゆっくり旅がしたかった
大分県に行ったなら、別府や、由布院に行く人も多いと思います。
人混みがとにかく嫌いな筆者。
今回の旅は3連休真っ只中…。どうしようかな~~
いつものように、Googleマップを開きながらよさげな温泉地を探します。
その時、見つけたのが湯平温泉。

マップを見る限り周囲にはコンビニも無さそう。
こじんまりした温泉街なのかな?でもGoogleの評価、どの宿もいいじゃないの!
えっ、まだ宿の部屋が空いてる!!こんなに口コミが良いのに?
即決✨
湯平温泉温泉行きが確定しました。
湯平温泉に向かう
湯布院ICを降り、湯平温泉へ向かいます。なんと湯布院ICから20分もしないぐらいで温泉街に着くよう。
めっちゃ近いやん。
なんで今まで行かなかったのよ自分(笑)
由布岳も見たかったので、狭霧台を経由して向かいます。
それにしてもきれいな由布岳。



運転が楽しすぎる!!!
そして、山道を超え、温泉街に到着します。
温泉街の道はとっても狭いため、基本的には大通り沿いの宿の駐車場に車を停め、そこから歩いていくパターンが多いです。
私たちも宿に着いたので電話してみます。

すみません~~~。宿の近くに着きました。
駐車場どこに停めれば良いですか?
「普通車ですか~~~?普通車なら通れるので頑張れそうですか?☺」※めっちゃ優しい声
ミラーを折りたたみ、車1台ギリギリの幅を何とか進みます。やっと宿に着いた~~~ふう。
大通りから一歩中に入り、温泉街に着くと、そこにはタイムスリップしたような、どこか懐かしい雰囲気がありました。

まるでジブリの世界な湯平温泉
宿につき、たらふく晩御飯を食べ、いざ夜の湯平温泉を散策します。
夜22時まで温泉街の赤提灯の明かりが灯るそうです。宿によっては散策用の手に持って歩ける提灯を貸してくれる宿もありました。




こんなに素敵なのに、人が全然いない。
聞こえるのは川の声、どこかの宿の話声、そして、虫の鳴き声、風で木が揺れる音……
こんなにゆっくり、時間を気にせずに歩けるのって幸せなことだな。普段の生活では気づかない自然の音をたくさん聞けて、思いっきりリフレッシュできました。
まるまるの看板猫ちゃんがお外でくつろいでました。
この温泉街の裏ボスかしら?(笑)
早朝の温泉街も最高



静かな時間が流れています。山に囲まれているので、若干日の出の時間が遅いように感じました。

湯平温泉は、2020年に台風の影響で大きな被害にあったそう。
湯平温泉の石畳のオーナーになれる「石畳オーナー制度」などもユニークな取り組みも行い、少しずつ観光客ももとに戻りつつあるとのこと。
温泉自体もものすごく良く、美肌の湯、胃腸の湯とも呼ばれているそうです。江戸時代には湯治場として栄えたそうです。
温泉街には共同浴場もあるため、宿泊をしなくても温泉を楽しむことができます。
石畳の温泉街や、ゆったりした時間を過ごすことができる湯平温泉。人混みを避けてのんびりしたい方には本当におすすめしたい場所でした。
温泉街はシャッターを下ろしてしまっている宿や建物も何件かあり、少し寂しさもあります。大勢の人が来られると(個人的には)困るけれど、こんな素敵な温泉街が無くなってしまうのはもっと悲しい。だから、旅が好きで、たまには自然に囲まれてのんびりしたい方にぜひぜひ訪れてほしいです☺
湯平温泉へのアクセス
湯平温泉は
・湯布院ICから車で20分で行くことができます✨


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