
雨季のケアンズをひとり旅していた筆者。雨季はスコールが時々降る、雨量は多いが短時間で雨は止むと聞いていたものの、滞在中は2割雲多めの晴れ、6割小雨、2割スコールでほぼ雨(´;ω;`)
完全に雨季を舐めまくっていた私のケアンズ滞在記続編です(笑)
前回の記事はこちら↓
グレートバリアリーフを遊覧飛行するはずがまさかの中止(泣)
今回の旅のメインは
・コアラを抱っこ
・グレートバリアリーフを遊覧飛行
・キュランダ鉄道
の3本立てで計画をしていました。
ケアンズ2日目はグレートバリアリーフを小型機で遊覧飛行。
(ツアーはベルトラから現地ツアーを申し込みました✨)
朝、ホテルに迎えが来て、飛行場へ送迎してくれ、そのあと遊覧飛行という予定である。
前日滝のような大雨で、キャンセルも覚悟したが当日の朝は奇跡の晴れ!!!
これはいけるかも!よかった!!!!と思っていたのもつかの間、迎えに来るはずのバスがいつまでたっても来ない。
まあでもここは日本じゃない、遅れるなんてあるだろう…と待つこと15分……。
来ない…
途中、ホテルにいた別のツアー会社の人に

君は何のツアー?
遊覧飛行?
今日は波が高いって聞いたけど…多分中止だよ、まだツアー会社から連絡こないの?
的なことを言われた気がするけど、なんせ肝心のツアー会社から直接言われたわけではないから、ひたすら待つことに…。
それからしばらくしてホテルのフロントの電話に連絡が。
「今日は波が高いため中止です。」
なんと…。奇跡の晴れ間を拝めたと思った矢先の中止。
まあまあ課金して楽しみにしていた遊覧飛行が中止…
でもまあキャンセルってことは、返金されるわけで。
「浮いたお金で贅沢してしまおう!!!」

やけくそ気味でホテルのカフェに入ります。
メニューを見ても分からん。
店員のお兄さんに
「とにかくおなか減った。モリモリ食べたい」と伝えたところ…
ベーコンモリモリのスペシャル朝ごはんが出てきました(笑)
いいのよ、キャンセルして返金されるんだから…おもいっきり奮発してしまおう。
2日目も街歩き
遊覧飛行の中止で2日目のビックイベントが、まるまるなくなってしまった。
でも、私はお散歩めちゃくちゃ大好き人間。
こうなったらケアンズ市内行けるところたくさん行ってしまおうと、2日目も街歩きに出かけることにしました。
ケアンズなんだけど街のいろんな場所に日本語があふれていて、歩いていて楽しかった。




ホームセンター的なお店


ケアンズのお寿司屋さん


どんな髪型にされるんだろう…
BONSAI・・・・(笑)
オーストラリアのマック事情
せっかくなので、オーストラリアのマックにも寄ってみる。
100%オージービーフを使ったバーガーを食べてみました✨



普通のバーガーとポテトのセットを注文したところ、「ベジマイト」の粉末が一緒についてきた。
オーストラリア版シャカシャカポテトという感じだと思われる。
ベジマイトはオーストラリアの国民食で、オーストラリアの納豆とも呼ばれる発酵食品とのこと。
独特の風味から「世界一まずいジャム」なんて呼ばれているらしい。
そんな「世界一まずいジャム」の粉末が今、目の前にある。マックよ、よくぞメニュー化したな…(笑)
恐る恐る食べてみるが…
「あんまり味わからん」が正直な私の感想でした(笑)
ケアンズから日本へエアメールを出してみる
せっかく時間ができたので、エアメールを出してみることにした。雑貨屋さんでかわいい絵はがきを見つけ、家族にメッセージを書いてみる。


Australia Post(オーストラリア郵便局)で手紙を出してみました。
課金すると1週間、通常だと2週間くらいで届くよ~と説明がありました。A$3.0で送ることができました♪
OGビーフを食べる


2日目の合言葉は「フェリーで返金されたから贅沢しよう」。晩御飯はCOPPERでOGビーフを食べました。日本語表記のメニューがあってとっても助かった!!!!店員さんおすすめのマッシュルームのソースが本当に美味しくて美味しくて!!!!感動しました。
ケアンズナイトマーケットでお買い物


おなかを満たした後は、ナイトマーケットでお買い物。日本人の店員さんや、日本語の看板も多く、不安もなく買い物できました☺✨個人的な感想ですが、女性一人でも全然大丈夫だなと思いました!
事件は夜起こる。ボヤ?騒ぎ事件
遊覧飛行はなくなったものの、その代わりにとことん街歩きを楽しんだケアンズ2日目。
たくさん歩いて、疲れた体でホテルに向かいます。
部屋に着き、ぼーっとしているとなんか焦げ臭い。
プラスチックを焦がしたような、なんか体に悪そうな嫌な臭い。慌てて、自分の部屋のコンセントを見てみるけれど、どこも変な場所はない。
別の部屋!?
廊下に出ると、同じフロアの人がみんな部屋から出てきました。
どうもこの悪臭、フロア全体に広がっていたみたい。
「え、これ火事じゃない?避難した方がよくない!?」と心臓バクバク。
……でも、ホテルのスタッフは特に避難指示を出さず、のんびりした様子。
ホテルの説明によると(私のポンコツリスニングによる理解)

同じフロアの部屋で同時にドライヤーなどの電力の高いものを使ったことが原因で、フロアの電気系統?がイカれた。
主電源を切り替えたからもう大丈夫✨
部屋変えたかったら別のフロアの部屋案内するよ。
とのこと。(多分実際はもうちょっと丁寧に説明してる)
よかったーーーー燃えてなかった~~~
でもひとり旅にこれは怖い~~~
台風接近?雨季のケアンズ強すぎだって

部屋を移動し、ほっとしたのもつかの間、テレビを見ていると、台風?らしきニュースがやっています。
うそでしょ…
なんとケアンズ周辺に台風の卵が発生しようとしていたのだ。しかも、帰国日に台風直撃?かもしれない状況…。
ホテルの人に、これってここではどういう感覚?やばいの?って聞くと、ゆる~~い返答。
「確率は低いけどもうすぐ台風になるって感じかなぁ~~まあでも、台風来たらやむまでここで待てるよ、大丈夫!」という感じでした(笑)
いや全然大丈夫じゃない!
なんせ私は絶賛有休消化をフルエンジョイ中。私は予定を詰め込み過ぎて、帰国日が遅れるなんてことは絶対NG。まして帰国日が1日でもズレたら、転職先初日に欠勤という前代未聞の大事件になってしまう…
悩んでる時間はない。
「よし、帰ろう」
ホテルの人に事情を説明し、さらにJTBのツアーだったのでJTBにも連絡し、
自分でジェットスターの飛行機を手配しなおし、翌日のキュランダ鉄道をキャンセルし、帰国することにしました。


今回の旅で学んだことは一つ。
「雨季を舐めてはいけない」
あとがき
いや〜、なんてハードなケアンズ旅。
こうして、初めての海外ひとり旅は、雨季とハプニングのオンパレードで幕を閉じました。
これだけハードな旅なら、たぶんどこでも行けるわ。なんとでもなるわと変な自信もついたり…
そしてこのときは知る由もなかったのですが、
数か月後――偶然が重なって、まさかのケアンズ再訪。
その時の旅はまた別のお話で…✈️✨

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